雀魂プレイヤーの集い

雀魂非公式不完全攻略読本その9「どんな何切るにも通用するたった1つのアプローチ」

 前回は手作りの方針について解説しました。今回から具体例…と言いたいところですが、配牌14枚の組み合わせ数は何と326020504500通り! ある程度パターン分けするとしても、これでは何時まで経っても手作り以外の話に入れません。どんな手牌から何を切るかについては、時間が空いている時にでも各自練習されることをお勧めします。

https://w.atwiki.jp/mjsen/pages/9.html 基本的な手作りの考え方についてはこちら。

https://mj-news.net/category/column/nemata-tegumi どこよりもマニアックな問題を解いてみたい方はこちら。

 何切る問題には入門向けの超基本的なものから、トッププレイヤーでも意見が分かれまくる超マニアックなものまで様々ですが、正解を導くまでのアプローチは実はどんな問題でも同じ。これから紹介する「たった1つのアプローチ」さえ押えていれば、超難問でも面白いように正解が導けるようになります。

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 具体例として今週の「手組の達人(第35回」より出題。序盤で手作りの余裕が十分ある局面を想定して下さい。4択形式で出題しましたが、想定解を選べた方は467名中僅か32名でした。

 ある程度麻雀を打ち慣れている方なら、を切ってもの受け入れが残るということを御存知でしょう。こうした部分的な手筋に関する知識を身につけることが、何切るを解くうえで必要と考えている方が多いように思います。

 しかしこうした部分的な知識では、他の部分が変化して正解まで変わるケースに対応できません。本当に重要なのは部分的な知識ではなく、全体を見据えた判断です。

 全体を見据えた判断とは何か。汎用的に言うならば次のように表現できます。

・残す牌が「2」(搭子や対子)ならば、「2」が「3」(門子)になった場合の手牌を評価する

・残す牌が「1」(浮き牌)ならば、「1」が「2」になった場合の手牌を評価する

 …やっぱり何を言っているのかさっぱり分からないと言われそうですが、要は今回の手牌で優先的に着目すべきなのは、の受け入れではなく、23が順子になった場合に何を切っているとより優秀な手牌になるかということ。234の三色があるから、マンズは残した方がよい。このことは麻雀のルールさえ知っていれば誰でも分かることです。

 23の搭子に着目して、を引いた時の手牌を想定すれば、切りを選ばれた方も気付かれるのではないでしょうか。そうです。78の搭子を残した方が、234三色になりやすいんですね。部分にこだわっていると、この事実に気付けなくなってしまいます。

 は残すとして、のどちらを切るか。ここでようやく部分的知識を活用します。これも何となく形で見ていると23345からを切りがちになりますが、引きの変化があるから打がよいのです。打牌比較は全体→部分の順で行う。これがどんな何切るにでも通用する。たった一つのアプローチです。

 今回の問題については、ひょっとしたら熟練者よりも覚えたての初心者の方が正解を選べたかもしれません。しかし初心者の場合は、全体をぼんやりと見ることは出来ても一部をはっきり見ることが出来ていません。そこで基本的な問題を通じて部分的な知識を学ぶのですが、従来の麻雀戦術論は全体と部分を別個のものとして取り上げられがちでした。全部が何かの一部だということに気付ける打ち手は少ないもの。両方の視野を持てる雀士を目指しましょう。

 

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