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雀魂非公式不完全未攻略無読本その7「カンチャン同士の強弱」

 両無スジカン456の和了率が37%(『統計学のマージャン戦術』)という話が出てきましたが、データ研究が始まった当時はツモ率50%想定で40%とされていました。天鳳鳳凰卓においてはツモ率63%。相手の守備が固いというだけでなく、赤5有りルールなので5の周辺が出にくいという理由も大きそうです(研究初期のデータは赤無しルール想定)。ちなみにツモ率100%想定だと和了率30%。意外と和了率が落ちていないのは、他に誰も和了することがないので流局まで牌をツモることが保証されているためです。

 カンチャン待ちを分類すると、リャンメン待ちに当たる両無スジ456、片無スジ456、無スジ37、無スジ28。リャンメン待ちに当たらない両スジ456、スジ37、スジ28に分けられます。(書籍の分類では「片スジ」ですが、「片無スジ」と呼んでいるのは、性質としてはスジよりも無スジに近いため。今も昔も「片スジは通りやすい」と誤解する人が少なくありません。)

 無スジ同士の和了率はそれぞれ37、40、43、46%。奇しくも3%刻みになっています。ちなみに以前のデータ研究では、両無スジ以外はツモ率40%想定で和了率45%程度とされていました。リャンメン以外でも即リーチ打法が浸透したのでペンチャンに当たる警戒されやすくなった。片無スジ456は赤5入りルールなので切られづらい。このあたりが理由として挙げられるでしょうか。元の和了率が小さいうえに、端寄りか中寄りかで10%近く差がつく場合があるのですから、打牌選択に与える影響も大きいと言えます。

 スジ同士の和了率は51、51、55%。ツモ率は34、37、32%。両スジ456とスジ37の和了率が同じくらいですがツモ率はスジ37の方が高い。456は赤周辺なので使われやすい分ツモりにくい、37はペンチャンがあるのでスジでも警戒されやすくロンしにくいということで説明がつきます。(以前の研究ではスジ37のツモ率が32%程度だったので、スジ待ちは無スジ待ちより和了しやすいのは間違いないとはいえ、スジ待ちでも警戒されやすくなったということも言えそうです。)

 同じ4枚待ちのカンチャンでも、スジ28と両無スジ456では15%以上もの差がつきます。カンチャン待ちでも多くの場合は即リーチとはいえ、聴牌以前に和了しやすい待ちを残せるように工夫することは重要。「悪形の強弱に敏感になろう」というのがお分かりいただけたでしょうか。

 

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