雀魂プレイヤーの集い

雀魂非公式不完全未攻略無読本その11「シャンポンよりカンチャンと言われてきたもう一つの理由」

 「カンチャンシャンポン論争」。昔は「カンチャン有利」と言われることが多かったのは、他にも理由が考えられます。いわゆる「初心者はシャンポンを好む」というものです。

 確かに、『おしえて!科学する麻雀』のMJ4の対局データを見ても、成績下位者は上位者に比べて明確にシャンポン率が高いのに対して、カンチャン率は大差ありません(その分上位者はリャンメン率が高い)。また、単騎待ちについても、下位者が明確に高いという傾向があります。

 この違いはどこから来るのか。私は、待ちの性質の違いにあると考えます。

リャンメン待ち 2377 待ち14

カンチャン待ち 1377 待ち2

ペンチャン待ち 1277 待ち3

シャンポン待ち 3377 待ち37

単騎待ち 3777 待ち3

 麻雀の待ちの基本形は、リャンメンとペンチャンを区別すれば全部で5種。このうちリャンメン、カンチャン、ペンチャンは、自分が持っていない牌が待ちになり、シャンポン、単騎は自分が持っている牌が待ちになります。

 https://note.com/nemata3939/n/n7001fbca5486

 見えていない数字を画像のように頭で思い浮かべることができない人にとっては、自分が持っていない数字の牌が待ちになるリャンメンやカンチャンを認識しづらいのに対して、自分が持っている数字の牌が待ちになるシャンポン、単騎は認識しやすい。しかし麻雀では同じ牌は4枚しかないのですから、自分で持っている牌が待ちになることはそれだけ損ということ。「初心者がシャンポンを好む」のではなく、「シャンポンを残しがちな人ほど初心者止まりになりやすい」というのが実態ではないでしょうか。

 しかし、一般論としては「カンチャンよりシャンポン」そしてリーチ判断についても、「多少待ちが悪いくらいならリーチした方がよい」。どちらも麻雀研究が進むまでは、上級者であっても多くの人が間違えてきた命題。その理由はまさに裏返し。見えていない数字を画像のように認識できるが故に、見えていない数字を過大評価してきたのではないでしょうか。具体的に言えば、手変わりを待ち過ぎたり、他家の反撃を恐れてリーチを控えがちになるということです。

 「上級者であっても間違えてきた」と言いましたが、むしろ上級者だからこそ間違えたと言えるかもしれませんね。何故なら、多少間違えていたとしても、より致命的なところで誤りを犯す初心者には勝ててしまうため。これから麻雀を学ばれる方には、「自分はこのやり方で勝ってきた」ではなく、「もっと勝ちやすい選択はなかったか」に意識を向けるようにしましょう!

 

 

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