雀魂プレイヤーの集い

一姫でもわかる現代麻雀技術論 第11話「わかろうとせずに読む 誰でもできる速読麻雀勉強法!」

ZZZ

ああっ! 軽庫ちゃんがまた私の貸した本を枕にして寝ています 残念です…

いい朝だねー 今日も一日頑張ろう…あれ?あれれ? もしかしてもう昼? 春眠不覚暁ってやつかな?

これから春休みってことで 伝説の博徒 陸奥伍郎さんにあやかって徹夜麻雀60戦 三麻東風だったから10時間で終わったけど 本家「雀帝王戦」は四麻東南で24時間ぶっ通し トータルで100時間は打つらしいよ 体力自慢の私でもそこまでは厳しいかな〜

それにしてもこの「現金麻雀技術論」って本 編者のおじさんが書いてる通り読んでると眠くなるね

私も唯先輩から勧められて頑張って読んでいるのですが イマイチよく分からないです

はぁ〜 漫画くらい読みやすくてためになる麻雀本があったらな〜

IQ180の天才唯先輩なら上手な読み方知ってるかも ついでに勉強も教わっちゃいましょう!

私達も来年は高校卒業ですものね いつも部活巡りと麻雀に明け暮れて受験勉強も就職活動もする気配がない奈々ちゃんが卒業後どうするつもりなのかが心配ですが…

卒業後はどうするかって? バカなことは言わないの! 花ちゃんはずっとウチの花ちゃんだし …ウチはずっと花ちゃんの奈々ちゃんだぞ☆

東東大学麻雀サークル部室

本を読むだけじゃ麻雀強くなれない 参考書だけ読んでも勉強できるようにならないのと同じ 実戦が一番大事

東東大学麻雀サークル「白猫」の部室にお邪魔しているわ やっぱりそんなうまい話はないのね

編集のおじさんが書いている通り 気になったところがあったら読むくらいがいいのでしょうか

それだと大事なところを何時まで経っても読まないまま わからなくても読む わかろうとして読んだら読むのに時間がかかって嫌になる だから2回目を読む気にならない 教科書だってわからない科目のは何度読んでもわからなくて当たり前 だからただ読むだけ 読むというより目を通すと言った方がいいかも

目を通すだけなら気楽にできるし時間もかからない これならウチにでもできるかな~

学校の勉強も一緒 参考書はわかろうとか覚えようとか思わずにただ読む わかるためには繰り返し読む必要があるけど 繰り返し読むためには「わからなくても読む」必要がある 私でもわかろうと思って読んだのは10回目

朝葉高校を首席で卒業した東東大生の唯先輩でも あんな地味な努力をされていたのですね

言われてみればTVで天才東東大生と呼ばれている人の話は聞くけど 皆熱心に勉強している人ばかりだものね

でもがむしゃらに勉強すればいいというわけではないんですね。これまで色んな麻雀の技術書を読んできましたけど いまいち強くなれない理由が分かった気がします

実戦もただがむしゃらに打つだけじゃダメ 自分に何が出来ていないかを牌譜から見抜いて 出来るようになるためにトレーニングを積むのが理想 麻雀は有力なトレーニング法が確立されていないから 実戦で何とかするしかないけど これ あげる… 白猫で新しく開発した麻雀トレーニングツール 「白猫リーチ一発」

何かどこかで聞いたことがあるような?

「白猫」は東東大麻雀サークルの部員の牌譜を元にした「黒猫リーチ一発」ね 対局者のレベルが高いから「黒猫」より早い巡目のリーチや二軒リーチの局面が多く 現物は最初から指定できない設定になっているわ 「黒猫」の上級者編ってところね

強くなるためには実戦が一番だけど 実戦は体力使うから疲れている時は座学とトレーニングってわけね! 早速遊んでみよ〜!

~少女トレーニング中~

ああっ また見落としで満貫振ってしまいました

ところで花ちゃんって視力いくつ?

0.05です 眼鏡の度数は合っていると思いますが…

それでも「近眼」であることが麻雀ではハンデになっているかもしれないね 読書しているとつい視点が一点に集中しちゃうけれど 麻雀では場を広く見ることが大事 対局中は視線を卓の中央に向けて 手牌を見るのは自分の手番だけ これだけでも見落としは自然と減るんじゃないかな

頭で覚えたことを実戦中に思い出しながら打つのも見落としの元 基本的な打ち方は考えずとも出来るようにして 実戦では「基本通りに打たない局面を探す」ことに集中しなきゃね

今回みたいにベタオリする時は特に場に見えている牌を見落とさないことが大事 せっかく「現金麻雀」の読み方も教わったことだし 「降りている時の注意事項」の項目を確認してみようかな

※「必要枚数」とは その牌が現物 字牌といったカテゴリーの牌であることを確認するために必要な場に見えている牌の枚数のこと

現物 必要枚数1枚

「振聴」ルールがあるので リーチした人が切っている牌と同じ牌 あるいはリーチ後に切られた牌はリーチしている人には必ず通る 現物が鳴かれて河から移動した場合は見落としが生じやすいから注意したいわね

現物同士なら将来危険になりやすい牌から切ると本には書かれていますが それで他の人のダマや鳴きに振り込んじゃったこともありますね…

私も徹夜で打ってるとそういうのよく見落としちゃうな〜 リーチした人以外の動向にも気を配っていたら回避できてたはずなのも結構あるから 場を広く見ることが大事ってわけね

字牌 必要枚数0枚

場を一切見ていなくても字牌が字牌であることは分かるので0枚 だから字牌であることを見落としてしまうことはないけど 「他に通りやすい牌があるのに字牌を切って放銃」してしまうミスは起きやすいの

はい…さっきもトイツ持ちの字牌を選んで振り込んでしまいました

4枚見えは国士にしか当たらないけど 国士を聴牌している人が居たら100%当たるのよね さっきの徹夜東風三麻でリーチ後に4枚目持ってきて花ちゃんに国士振り込んだのはショックだったな〜

リーチすべき手でリーチしたのであれば仕方ないけど こういうのも場を見てさえいれば気付けることが多いから 頭を回すよりまずは場をちゃんと確認しなきゃね

(表)筋 必要枚数1枚

5が切れていれば2と8が筋。単に筋と呼ぶと1−4 2−5 3−6のようなリャンメンの組み合わせのことも指すから正式には表筋 表筋の反対だからこそ裏筋という言葉もあるけれど 本題からは外れるのでここでは言及しないわ 筋ならリャンメンでは当たらない 逆に言えばリャンメンじゃなかったら当たるってことね

筋を安易に信用してはいけないってよく聞きます

それはそうなんだけど これから麻雀を学ぶ人は 「筋」という言葉に囚われず ①「牌の組み合わせの数」②「牌の組み合わせの出現率」に着目して牌の放銃率を比較するようにしてね

字牌はシャンポンと単騎にしか当たらないけど シャンポンや単騎待ちが残りそうなら字牌を残すものね!

そうそう 「アガリやすそうな牌で待つ」という打ち手の意志が働くから ①が少ない牌ほど②については高くなる傾向がある データ研究が進む前の麻雀本は「読み」を重視するあまり①を疎かにしていたけど ①を突き詰めていくと②の要素も無視できなくなるの

つまりさっきの私の手は西より8mがよかったというわけですね

危険度表に従えば放銃率は 1枚見え字牌>筋28>2枚見え字牌だけど 9mが早めに切られているうえに5mが通っているから8mはリャンメン以外でも当たりにくい 一方2枚見え字牌は先程の理由から「比較的当たりにくいとはいえ当たる可能性を否定できない」待ちってことね

(中)両筋 必要枚数2枚

1と7が通っている4 2と8が通っている5 3と9が通っている6 真ん中の牌だから中筋って呼ばれることが多いやつね 必要枚数が1枚増えて しかもリャンメンに当たる時は放銃率が高い456牌だから結構見落としがちかな

135から5を切ってリーチすると筋の2が待ちになるように筋待ちは狙って作りやすいけど 両筋待ちは狙って作りにくい 牌の組み合わせのメカニズムが分かっていると リャンメンに当たらない牌同士でどちらがより安全かが見えてくるのですね

ここで振り込むと赤5絡みとかで高くなったりするよね

ダマで満貫あるから普通のカンチャンならダマにするけど筋にかかっているからリーチとかやるものね 他に切る牌が無かったら仕方ないけど 「当たるとすれば高打点の可能性が高い」ことを意識していれば結果的に手痛い振り込みを回避できることがあるかもしれないわ

壁(ノーチャンス)必要枚数4枚

4が4枚とも見えていると 2と3はリャンメン待ちでは当たらない これがノーチャンスね 4枚の牌を確認する必要があるから筋よりも見落としやすいの

カンで4枚見えた場合は分かりやすいですが リーチに降りている最中に河と手牌と鳴かれた牌と合わせて4枚見えとかだととても見落としやすいです

通りやすいノーチャンス見落として筋や字牌で振ってるのってよく見かけるな〜 筋よりノーチャンスだぞ 後輩クン!

一般的には筋よりノーチャンスの方が「リャンメン以外で当たる組み合わせも少ないことが多い」から通りやすいのだけど、これも牌のメカニズムを意識したうえで判断するようにしてね

 相手から見ても「ノーチャンス」だと狙って待たれているかもしれないものね!

そうそう だから同じノーチャンスでも 「自分の手牌込みで4枚見え」の場合は他家からはノーチャンスと分からないから 他家が狙ってノーチャンスで待つことがないだけ通りやすいってことね それともう一つ 赤5を切っている人が赤でない5を持っている可能性は低い(赤5が各色に1枚のみのルールに限る)から 事実上のノーチャンスとして使えるわ

片筋かつノーチャンス 必要枚数5枚

4が4枚見えて9が通っている場合の6とか。両筋とノーチャンス両方の要素があるから特に見落としやすい。4と8が4枚見えの6とかだと必要枚数8枚だけど、それだと色々見え過ぎていてかえって見落とさないかもってことで今回は省略したわ

こうして並べてみるとどれも理屈では難しくないのですが 実戦でうっかり見落としがちなのがよく分かりますね

他にミスしやすいといえば二軒リーチへの降り 旧現麻では「両者に中途半端に通りそうな牌よりは一軒に危険でも一軒に確実に通る牌から切る」と書かれていたけど これは牌の危険度表が今より大雑把だった頃の名残 実戦では「現物でないけど両方に結構通りやすい牌」を片方だけの現物より優先することも少なくないよ

今は危険度表がより詳しくまとめられているので 2人に通ってない牌の放銃率の和が1人に通ってない牌の放銃率より小さければ前者を選べばいいんですね

例えば旧現麻では筋28 4.8 無筋19 7.0 とあるから 2人に筋28の放銃率は9.6% だから1人に無筋19相当でも1人に現物を切った方がよいという結論になっていたけど 新現麻では筋3.9 無筋19 7.4だから両者大差無し しかもさっきの花ちゃんのやつみたいに「筋28だけど2枚見え字牌(2.1〜2.4)より通りやすい」と判断できることも少なくない 片方に筋28相当 もう片方に2枚見え字牌相当なら 放銃率の和は6.0〜6.3で片方に無筋を切るより安全ってわけね

見落としを減らしたいなら 自分がどういう時に見落としやすいかを自覚したうえで後はたくさん実戦をこなす そして麻雀打ってない時はちゃんと目を休める ウチは日々筋トレとストレッチを欠かさないけど この機会に眼のストレッチもやるようにしようかな!

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